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Cradle CFD × Open OnDemand ソリューション

 こんにちは、開発の nakatsuka です。5月26日(火)、MSC Business Partner Kickoff 2026 に出席いたしました。

 HPCシステムズはMSC Software社様と長らく協業関係にあり、Cradle CFD(scFLOW / STREAM)をHPCクラスターで効果的にご利用いただくための取り組みを続けてきました。今回は、その協業の成果である最新ソリューションをご紹介します。

Open OnDemand とは

 Open OnDemand(OOD)は、HPCクラスターにブラウザからアクセスして操作するためのWebポータルです。手元のPCからGUIのみでジョブの投入・モニタリング・ファイル操作が完結し、コマンド操作の習得ハードルを下げます。オハイオ・スーパーコンピューティングセンターによって開発され、日本国内では理化学研究所「富岳」や東京科学大学「TSUBAME4.0」など主要スパコンで導入されています。

なぜ Open OnDemand なのか

 計算環境をWindowsからLinuxへ移行できれば、OSライセンス費用が浮くだけでなく、並列計算が可能になりリソースも一元管理できるようになります。
 しかしCradle CFDには、Windows PCからリモートのHPCクラスターにジョブを投入する公式ツールが存在しないため、Linux導入のハードルが比較的高いと言われてきました。ユーザーによっては内製アプリなどで対応しているケースもありますが、多くの場合Windowsでやりくりすることになります。
 そこで当社では、MSC社技術スタッフ様と連携し、Open OnDemandからCradle CFDを実行するシステムを開発しました。

 ソリューション概要

 ブラウザからのコマンド不要の操作で、ジョブ投入から結果確認まで完結するCradle CFD向けの環境を構築しました。主な特徴は以下のとおりです。
 - フォーム入力だけでジョブ実行が可能
 - ジョブの投入・モニタリング・ファイル操作をすべてWebポータルから
 - 全ジョブを自動で最適なノードへ配分するスケジューラー連携

 実際の操作イメージは、こちらの動画でご確認ください。
 - Open OnDemand – コマンド不要!ブラウザで動かすHPCクラスタ

学会での資料頒布について

 5月28日(木)~29日(金)に開催される日本船舶海洋工学会にて、MSC社様ブースにて資料を頒布予定です。筆者もブースに立ちますので、ぜひお気軽にお声がけください。また、以降の複数の学会でもMSC社様ブースにて資料を配布させていただく予定です。