AMD EPYC Rome の性能検証その2(HPL)
さて、今回から実際のアプリケーションについて検証を行っていきます。
今回の実行するアプリケーションはHPLです。
ご存知の方も多いと思いますが、HPLは行列演算能力を測定するベンチマークプログラムです。
HPLは単純なプログラムであるため、実際の科学技術計算の性能傾向との間には乖離があると指摘されていますが、
未だにTop500の指標として使用されているように、純粋な計算機の演算能力を図る指標としては有用だと考えています。
検証対象のハードウェアは以下の通りとなります。
比較のため、Intel社製ハードウェアも用意しました。
CPU
Memory
O...