皆様、はじめまして。
Rinocerosと申します。
HPC向けのアプリケーション検証を担当しております。
さて、この度、本社に以下の筐体が届きました。
2UのARMサーバーです。
THUNDERX2というロゴがある通り、Cavium社の高性能コンピュータ向けARMプロセッサ、ThunderX2が搭載されています。
ARM系列のCPUというと、携帯電話等、小型の電子機器に搭載されているイメージですが、最近では業務用サーバー向けの高性能CPUも開発されています。
2011年に世界1位の性能となり話題になった日本のスーパーコンピュータ、京コンピュータ、についてはご存知の方も多いと思います。
現在、京コンピュータの次世代のスーパーコンピュータが開発されていますが、そのCPUとして、ARM系のCPUが搭載されると発表されています。
今までHPC分野にはあまりなじみのない、ARM系列のCPU環境ですが、アプリケーション検証の結果について、担当 Rhinoceros と kotka が報告していきます。