
EPYC ROME環境におけるMKL環境変数の影響について その1
お久しぶりです。
随分間が空いてしまいました、申し訳ありません。
EPYC ROME環境での計算科学アプリケーションの挙動について、引き続き書いていこうと思います。
ソースコードで配布されている科学技術計算用アプリケーションにおいては、想定している開発環境として、数値計算ライブラリ Intel Math Kernel Library ( MKL )に対応しているものが複数あります。
弊社ではこのようなアプリケーションでMKLを使用したビルドを行っています。
これは、Intel製CPU環境においては、MKLが性能的に優れ、動作的にも安定しているためです。
しかし、EPYC環境において...