人生100年時代の到来が言われる中、従業員の幸福、すなわちWell-beingを最大化するためにできることは何か、HPCシステムズは考えました。
“Well-being”とは、「個人またはグループが身体的、精神的、社会的に良好な状態であること」を意味します。
当社は、科学技術の発展に寄与すべく、「人とコンピューティングの力で世界平和に貢献する」ことを企業理念に掲げています。世界の人が安心、安全で平和に暮らすためには、共存共栄を基本にそれぞれの国の特徴を活かせる科学技術の発展と、そこに産業があり、やりがいを持てる仕事があることが必須と確信しています。
やりがいをもって仕事をするためには、働く人のWell-beingが大切であることは間違いありません。
また、従業員のWell-being最大化を目指すことは、会社に対するモチベーションを高めることにつながると考えます。具体的には「この会社で働きたい」と感じられることが、人財確保と定着、さらには生産性・創造性の向上につながると考えています。
そして、なによりも、やりがいと会社への愛着を持ち生き生きと働く一人一人の笑顔が、会社にとって大切な財産と信じるからです。
今後、人生の健康期間が劇的に伸び、人は、これまでの「教育→仕事→引退」という3ステージの人生設計だけではWell-beingの最大化を望めないというコンセンサスができつつあります。
参考:『Life Shift -100年時代の人生戦略-』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)
人生100年時代に伴う「長い健康期間」におけるWell-beingの向上、また、人それぞれの人生イベントに合わせた柔軟な働き方、何度でもチャレンジできる土壌、たくさんの夢の実現、それらを具現化するために、これからは、下図に示すサイクルを好きなだけ、好きなタイミングで回せることが求められます。
このサイクルを効率的に回すために必要な項目として、実施してきた『従業員満足度アンケート』等の結果も取り入れ、我々は5つの要素「学ぶ環境」 「働き方の自由度」「人間関係・後継者」「健康」「有形資産(金銭)」を考え、Well-beingの最大化とあわせて以下のようなイメージを描きました。
従業員一人一人で異なる環境、異なる考え方があるため、
「会社は、このサイクルを回すサポートをし、一人一人の能動的なWell-beingの追求を支えていく」
という意思を明確にするために、グランドデザインとして、『学ぶ環境づくり』『働き方の自由度づくり』『人間関係・後継者づくり』『心身の健康づくり』『有形資産づくり』を5つの柱とし、それらを『均等な機会』という土台の上に打ち建て、従業員のWell-beingを支えるという画を描き、全社で共有しました。
今後、このグランドデザインから生まれる様々な事例を、可能な限り本ページにて公開していきたいと考えています。
HPCシステムズの人財の輝きをご期待ください。