当社では、従業員の資産づくりの一助として、選択制確定拠出年金(選択制DC)制度を導入しました。
選択制DCとは、会社拠出金とは別に、従業員が給与の一部を拠出し、年金資金として運用を行う制度です。拠出については、従業員一人一人が自由に選択することができるため、選択制と呼ばれます。拠出しない場合は、元の通り給与として受け取ることができます。
当社では、拠出額の変更は年1回ですが、0円への変更と再開は何回でも可能なので、ライフプランに合わせて柔軟な運用が可能です。
月の拠出限度額は確定拠出年金法で定められており、現在、55,000円ですので、選択制DC導入後の給与体系は下図のようになっています。
選択制DCのメリットとして、3つの税制優遇があります。
ただし、デメリットとして、資産を途中で引き出せないことと、社会保険料が減るため将来もらえる公的年金の受給額が下がることが挙げられますが、税金と社会保険料の軽減分の方が大きいため、さほどのデメリットではないと言われています。
従業員にとって様々なメリットのある選択制DC、自身のライフプランに合わせて活用することで、柔軟に老後に向けた資産形成に取り組めます。