Link 0 Equivs.

Gaussian 16の動作を制御するほとんどのオプションは、4つの方法のいずれでも指定できます。 値が優先して扱われる順に並べると、次の通りです。

Most options that control how Gaussian 16 operates can be specified in any of 4 ways. From highest to lowest precedence these are:

1. Link 0インプット(%行)による指定:これは、特定のジョブを制御する通常の方法であり、複数ステップからなる入力ファイル内の特定のステップを制御する唯一の方法です。
例:%CPU = 1,2,3,4

1. As Link 0 input (%-lines): This is the usual method to control a specific job and the only way to control a specific step within a multi-step input file. Example: %CPU=1,2,3,4

2. コマンドラインオプションによる指定:これは、aliasやその他のショートカットを用いる共通のプログラム起動手順に対して、既定と異なる値を設定するのに便利です。
例:g16 -c = “1,2,3,4” …

2. As options on the command line: This is useful when one wants aliases or other shortcuts for different common ways of running the program. Example: g16 -c=”1,2,3,4″ …

3. 環境変数による指定:これは、標準的なスクリプトで最も便利です。例えば、ジョブを生成してジョブ管理システムに送信する際に使えます。
例:export GAUSS_CDEF = “1,2,3,4”

3. As environment variables: This is most useful in standard scripts, for example for generating and submitting jobs to batch queuing systems. Example: export GAUSS_CDEF=”1,2,3,4″

4. Default.Routeファイルの指示文による指定:これは、すべてのジョブに対してプログラムの既定値を変更したい場合に最も便利です。
例:-C- 1,2,3,4

4. As directives in the Default.Route file: This is most useful when one wants to change the program defaults for all jobs. Example: -C- 1,2,3,4

Default.Routeファイルを検索するときは、現在の既定ディレクトリが初めに確認され、次にGaussian 16実行ファイルがあるディレクトリが確認されます。これは通常$g16root/g16を指す環境変数GAUSS_EXEDIRで与えられます。

When searching for a Default.Route file the current default directory is checked first, followed by the directories in the path for Gaussian 16 executables: environment variable GAUSS_EXEDIR, which normally points to $g16root/g16.

次の表は、最も重要なLink 0コマンドとそれらと等価な表現です。

The following table lists the most important Link 0 commands and their equivalences:

Default.RouteLink 0Option環境変数説明
Gaussian16実行における既定値
-R--rGAUSS_RDEFRouteセクションキーワードリスト
-M-%Mem-mGAUSS_MDEFGaussianジョブに対するメモリ容量
-C-%CPU-cGAUSS_CDEF複数プロセッサ並列ジョブのためのプロセッサ/コアリスト
-G-%GPUCPU-gGAUSS_GDEFGPU並列ジョブに対してのGPU=Coreリスト
-S-%UseSSH-sGAUSS_SDEFネットワーク並列ジョブのためのワーカーを開始するためのプログラム: rshまたはssh
-W-%LindaWorkers-wGAUSS_WDEFネットワーク並列ジョブのためのホスト名のリスト
-P-%NProcShared-pGAUSS_PDEFマルチプロセッサ並列ジョブのためのプロセッサ/コアの数。これは非推奨(deprecated)のため-C-を使ってください
-L-%NProcLinda-lGAUSS_LDEFネットワーク並列ジョブのノード数。これは非推奨(deprecated)のため-W-を使ってください
アーカイブのエントリデータ
-H-GAUSS_HDEF計算機のホスト名
-O-GAUSS_ODEF組織(サイト)名
ユーティリティプログラムの既定値
-F-GAUSS_FDEFformchkユーティリティに対するオプション
-U-GAUSS_UDEFユーティリティに対するメモリ容量
スクリプトと外部プログラムに対するパラメータ
# セクション-xGAUSS_XDEFジョブのための完全なroute(入力ファイルから読み込まれないroute)
%Chk-yGAUSS_YDEFチェックポイントファイル
%RWF-zGAUSS_ZDEFリードライトファイル

シェルによるパラメータ文字列の改変を避けるため、コマンドラインと環境変数に指定された値の前後には、通常、クォーテーションマークが必要であることに注意してください。

Note that the quotation marks are normally required around the specified value for the command line and environment variables to avoid modification of the parameter string by the shell.

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