LSFコマンドマニュアル

bstop


bstop
     未完了ジョブを中断します

形式
     bstop [-a] [-d] [-R] [0] [-J job_name] [-m  host_name  |  -m
     host_group]

     [-q queue_name] [-u user_name | -u user_group | -u all]

     [job_ID | "job_ID[index]"] ...

     bstop [-h | -V]

機能説明
     未完了ジョブを中断します。

     順次ジョブには SIGCONT シグナルを送信し、並 列 ジョ ブ に は
     SIGTSTP シグナルを送信して、これらのジョブを中断します。

     デフォルトでは、最後に投入されたジョブを 1 つだけ中 断 し ま
     す。

     他のユーザによって投入されたジョブを操作できるのは、root  と
     LSF 管理者に限られます。

     USUSP 状態にあるジョブに bstop を使用しても効果はあ り ま せ
     ん。

     bkill -s を使用すれば、中断シグナルをジョブに送信したり、 再
     開シグナルをジョブに送信したりすることも可能です。bresume を
     使用して、中断ジョブを再開することができます。

     シグナル要求がジョブ実行ホストに到達しなかった場合には、後で
     そのホストが到達可能になったとき、LSF は操作を再試行します。
     LSF は、最後のシグナル要求を再試行します。

オプション

     -a

     すべてのジョブを中断します。


     -d

     完成ジョブ (DONE または EXIT の状態) だけを中断します。


     -R

     ジョブグループツリー上のジョブを再帰的に中断します。


     0

     他のオプション (-m、-q、-u、および -J) を満足するす べ て の
     ジョブを中断します。


     -J job_name

     指定した名前を持つジョブだけを中断します。


     -m host_name | -m host_group

     指定したホストまたはホストグループにディスパッチされたジョブ
     だけを中断します。


     -q queue_name

     指定したキュー内のジョブだけを中断します。


     -u user_name | -u user_group |

     指定したユーザまたはユーザグループ (キーワード all を指定 し
     た場合には、全ユーザ) によって所有されるジョブだけを中断しま
     す。


     job_ID ... | job_ID[index] ...

     指定したジョブだけを中断します。ここでは、任意のユーザによっ
     て 投 入 されたジョブを、-u オプションを使用せずに指定できま
     す。


     -h

     コマンドの使用法を標準エラー出力に出力して終了します。


     -V

     LSF のリリースバージョンを標準エラー出力に出力して終了 し ま
     す。

使用例
     % bstop 314

     ジョブ番号 314 を中断します。

     % bstop -m apple

     ホスト apple にディスパッチされた起動者の最後のジョブを中 断
     します。

     % bstop -u smith 0

     ユーザ smith によって投入されたすべてのジョブを中断します。

     % bstop -u all

     LSF システム内で最後に投入されたジョブを中断します。

     % bstop -u all 0

     LSF システム内のすべてのバッチジョブを中断します。

関連項目
     bsub(1),  bjobs(1),   bqueues(1),   bhosts(1),   bresume(1),
     bdel(1),  bkill(1),  bparams(5),  mbatchd(8),  kill(1), sig-
     nal(2)
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