プロセッサー | X5690 | E5-2670 (E5-2690) |
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CPUシリーズ | Xeon® 5600番台 | Xeon® E5-2600番台 |
CPU世代 | Westmere-EP | Sandy Bridge-EP |
マイクロアーキテクチャー | Nehalem | Sandy Bridge |
CPUソケット | Socket B, LGA1366 | Socket R, LGA2011 |
CPU毎のコア数 | 6 | 8 |
L3キャッシュサイズ | 12MB | 20MB |
CPU毎の消費電力 | 130W | 115W (135W) |
内部バス | クロスバースイッチ | リングバス |
動作周波数 | 3.46GHz | 2.60GHz (2.90GHz) |
インテル® AVX | なし | あり |
Flops/クロック | 4 | 8 |
理論演算性能(2CPU) | 166.08GFLOPS | 332.8GFlops (371.2Gflops) |
対応プロセッサー | 5520 Chipset | C600 Chipset |
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QPI バージョン | Xeon® 5500/5600 | Xeon® E5-2400/2600 番台 |
QPIリンク速度 | 6.4GT/s | 8.0GT/s |
最大メモリ速度 | DDR3 1333MHz | DDR3 1600MHz |
PCI Express インタフェース | Second Generation(Gen2) | Third Generation(Gen3) |
PCI Express レーン数 | 36 | 80 |
レーン毎のPCIeバンド幅 | 500MB/sec | 1GB/sec |
オンボードSAS対応 | なし | あり |
現行CPU Xeon X5690と、SandyBridge世代の新CPU Xeon E5-2670で、HPLとVASPのベンチマークを取得しました。製品化前の時点でのベンチマークデータとなりますのでご留意ください。
HPLをインテルコンパイラのAVX最適化を有効にしてビルドし、その性能を測りました。
HPLではAVXの効果が十分に発揮され、N=20000においてX5690 12コアとE5-2670 16コアの比較で2.1倍以上の性能向上を達成しています。続報にご期待下さい。
HPLのベンチマーク続報はこちらをご参照ください。
CPU | Xeon X5690 | Xeon E5-2670 |
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OS | CentOS 5.6 | Red Hat Enterprise Linux 6.1 |
M/B | HPC5000-1UTwin | X9DR6-F |
Memory | 48GB | 64GB |
Intel Compiler | 11.1 | 12.0 |
AVXを適用可能なアプリケーションの例として、AmberとVASPをインテルコンパイラーのAVX最適化を有効にしてビルドし、経過時間を測定しました。
Amber、VASPともに16コアまで順調に速度向上が得られています。ノードあたりで見ると、AmberではX5690 12コアとE5-2670 16コアの比較で1.3倍の性能を達成しています。
VASPではX5690 12コアとE5-2670 16コアの比較で1.8倍の性能を達成しています。
Amberのベンチマーク続報はこちらをご参照ください。
VASPのベンチマーク続報はこちらをご参照ください。
CPU | Xeon X5690 | Xeon E5-2670 |
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OS | CentOS 5.6 | Red Hat Enterprise Linux 6.1 |
M/B | HPC5000-1UTwin | X9DR6-F |
Memory | 48GB | 64GB |
Intel Compiler | 11.1 | 12.0 |
AVXに未対応のバイナリアプリケーションのベンチマーク実行例です。
SSE4に最適化されたGaussian社製バイナリを用いてtest397ベンチマークを測定しました。
Gaussian 09ではE5-2670環境で実行するだけでX5690 12コアに比べてE5-2670 16コアで1.3倍の性能を得る事が出来ました。8コアを超え、16コアまで順調な伸びが見られます。AVXに非対応でここまでの性能向上が得られていますので、今後AVX対応バイナリが発表されるのが待ち遠しいところです。
Gaussian 09のベンチマーク続報はこちらをご参照ください。
CPU | Xeon X5690 | Xeon E5-2670 |
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OS | CentOS 5.6 | Red Hat Enterprise Linux 6.1 |
M/B | HPC5000-1UTwin | X9DR6-F |
Memory | 48GB | 64GB |
コアを埋めても性能劣化ほとんど見受けられません。
並列性能を高めるためには、個々のプロセスが十分な性能を維持できるだけの土台が無ければなりません。
同一の計算ジョブを同時に複数実行し、プロセス数が増えた時の性能劣化率を測定しました。
VASPでは同時実行プロセス数を増やしてもE5-2670の経過時間の増加は微々たるもので、E5-2670ではコアを埋めても性能が劣化しづらい事を示しています。同時実行性能を維持する堅固な土台がE5-2670にはあります。
多数ジョブ同時実行のベンチマーク続報はこちらをご参照ください。
CPU | Xeon X5680 | Xeon E5-2670 |
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OS | CentOS 5.7 | Red Hat Enterprise Linux 6.1 |
M/B | HPC5000-Z800 | X9DR6-F |
Memory | 48GB | 64GB |
Intel Compiler | 11.1 | 12.0 |
平日9:30~17:30 (土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始、夏期休暇は、休日とさせていただきます。)