セキュリティリスク対策 特設ページ

　Linux OSは、多くのユーザに支持を受け、世界中で広く使用されています。多くのHPCアプリケーションがLinux OS動作に対応しており、弊社ではLinux OSを搭載したHPCサーバー製品を出荷させていただいております。 　Linux OSのセキュリティに関しては、欠陥の発見と、その修正モジュールやパッチの開発・提供が、日々行われております。そのため、弊社では、弊社HPCサーバー製品においてLinux OSセキュリティの欠陥に起因する障害が起こらないことは、保証いたしかねます。

　弊社HPCサーバー製品にセットアップ済みの高性能計算向け各種ライブラリやアプリケーションは、ハードウェアの性能を最大限活かしきるチューニングを行う都合上、弊社出荷時のOS上にインストールされているライブラリのバージョンに強く依存しております。もし、それら依存先のライブラリが変更されてしまいますと、アプリケーションの性能や動作に悪影響を与える恐れが十分にございます。 　Linux OSの修正モジュールやパッチがリリースされると、お客様自身でOS上のライブラリを更新することが可能となりますが、上記の理由から、お客様ご自身で修正モジュールやパッチを適用されたシステムにつきましては、弊社出荷時にセットアップしたソフトウェアが動作することを保証いたしかねます。

• 弊社HPCサーバー製品をインターネットに直接接続することは、推奨いたしません。 インターネットに直接接続するネットワーク構成は避けてください。ネットワークアクセスによって脆弱性を突かれ悪用されるリスクが生じます。
• ファイアーウォールを用意し、その内部で弊社HPCサーバー製品を利用することを推奨いたします。 インターネットに接続する場合、お客様にて別途ファイアーウォールをご用意いただき、その内部で弊社HPCサーバー製品をご利用いただくことを、推奨いたします。一例として、市販のルータを用いたネットワーク構成をご紹介いたします。ただし、このような仕組みはインターネット側から不正に侵入されるリスクを大幅に低減するのに有効ですが、「こうすればセキュリティが100％万全」という訳ではございませんので、ご了承下さい。