技術情報

Microsoft社が提供するクラウドサービス「Microsoft Azure」上で、HPC向け管理ツール「Azure CycleCloud」とNVIDIA A100を4基搭載した環境を用いて、ANSYS 2024 R2 FLUENTのベンチマークを行いました。
今回、CFD（数値流体力学）ベンチマークとして、セダン車の外部空力解析をシミュレートした「sedan_4mモデル」と、自動車の排気システム内の流体の流れや熱伝達をシミュレートした「exhaust_system_33mモデル」を使用し、NVIDIA A100 の性能評価を実施しました。

Azure CycleCloudでのFLUENT計算実行のながれ

ジョブスクリプト作成

PBSにジョブを投入するとAzure上で計算ノードが自動的に立ち上がる

ジョブ状況をqstatで確認

計算結果を閲覧

正常動作したことを確認することができます

ベンチマークの利用環境

計算ノード(NC_A100_v4)

• CPU: AMD EPYC 7V13 (Milan世代、96core、2.44GHz)
• メモリ: 880GB
• ストレージ: 400GB 共有ストレージ
• GPU: NVIDIA A100 80GB PCIe x4
  0-1番、2-3番の間に限りNVLink接続(単方向275GB/s) c.f. PCIe 19GB/s
• AlmaLinux 8.10
• PBS 20.0.1

ベンチマークの利用環境

続きはダウンロードで

実際に検証したNVIDIA A100の性能評価結果は、こちらのリンクからベンチマーク報告書をダウンロードしてご確認いただけます。

ベンチマーク結果のダウンロードはこちら >>

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