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TestMO

Description

積分計算・保存で用いられるカットオフ値と，SCFおよびCPHF計算における収束判定基準は，通常ほとんどの分子と基底系で適切なものです。しかしながら，線形従属に近い基底関数系が使われた場合，MO係数が非常に大きな値となることがあり，有限の精度で他の項と結合をとった場合大きな数値エラーを引き起こします。デフォルトでは，CPHFやpost-SCF計算はMO係数が1000以上になった場合中止されます（これは，4つの仮想軌道を含むMO積分に対してAO積分の寄与が10¹²の係数だけあることに対応します）。NoTestMOキーワードを指定するとこのチェックを抑止しますが，これを指定するのは慎重に検討してからにすべきです。TestMOがデフォルトです。

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