この方法キーワードを指定すると,局所スピン密度近似(Local Spin Density Approximation; LSDA)計算,つまりSlater交換汎関数とVWN相関汎関数を用いたDFT計算を行います。このキーワードはSVWNと同じです。LSDAは文献で一意に定義されていないことに注意してください。実際, 多くの異なった関連手法が,この項を用いているとされています。プログラムによっては同じLSDA法でも,若干異なる汎関数を用いているかもしれません。たとえば,SVWN5キーワードで指定される汎関数が実装されているプログラムもあれば,Perdewの相関汎関数を用いているプログラムもあります。Gaussianは便宜上このキーワードを用意していますが,用いる汎関数を正確に指定するようにしたほうが良いでしょう。Gaussianにおける密度汎関数法(DFT)の指定・利用方法についてはDFT Methodsを参照してください。
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