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仮想化ソリューション

サーバー仮想化とは

 1台の物理的なサーバーを複数台の仮想的なサーバーに分割して利用する仕組みをサーバー仮想化といいます。仮想サーバー上では、それぞれにOSやアプリケーションを動作させることができます。サーバー仮想化により、サーバー台数を削減することで、設置スペース/消費電力/ハードウェア投資コストを削減することができます。また、サーバー環境を「カプセル化」し、ファイルとして管理できるようになるため、システム管理の効率化につながり、事業継続/災害対策にも寄与します。  高度に最適化・並列化されたアルゴリズム、そして長大な計算時間を特徴とするHPCにおいても、サーバー仮想化は計算環境の利便性に大きなブレークスルーをもたらします。

サーバー仮想化で解決! HPCと切り離せない「悩み」を解決!

CASE1.古いソフト・古いハードに縛られてしまう

HPCシステムズの仮想化ソリューションなら

■ ハードウェア依存性を仮想化が吸収!

古いアプリケーション・古いOSごと仮想化して実行するように変えることで、新しいハードウェア上でも従来と変わらず古いアプリケーションを使い続けることができます。古いハードウェアを使い続けるリスクから開放され、より高速に計算を実行できるようになります。

CASE2.停電をまたいで計算できない

HPCシステムズの仮想化ソリューションなら

■ 仮想OSならいつでも簡単に計算を中断/再開可能!

サーバー仮想化技術の一つとして、

  1. 動いている仮想OSのCPUレジスタとメモリ内データを仮想OSイメージとしてまるごとディスクに書き出す
  2. 仮想OSの処理を中断させる
  3. 仮想OSイメージを取り込んでCPU状態とメモリ状態を復元し、仮想OSの処理を再開させる

という流れで「中断&再開」機能があります。 仮想OSを全体まるごと書き出し/復元しますので、仮想OS上で動いていた全てのプロセスも同様に中断&再開されます。 したがって、仮想OS上で計算を行っておけば、停電の少し前に仮想OSイメージをディスクに吐きだしておいて、サーバーを物理的にシャットダウンし、停電復旧後、サーバーを立ち上げて仮想OSを再開させて計算を継続することができます。 これにより、停電による途中結果喪失の心配なく、計算に時間と電力を投資できるようになります。

サーバー仮想化によるメリット

 上記は、サーバー仮想化技術によりHPCユーザーが得られるメリットの代表例です。この他にもシステム管理者とユーザーの双方でさまざまな恩恵を享受することができます。

リソース有効利用

従来ではアイドル時に大量に余りがちだったCPUやメモリといったサーバーリソースを複数OSで分配し、有効活用

省コスト・省電力

物理サーバの台数を大きく減らすことができるため、消費電力・設置場所・管理コスト等の側面でコスト削減を実現します。

柔軟性の向上

物理サーバの規約から逃れ、仮想マシン上で稼働することで、複数システムを一元管理し、サーバーの立上げの高速化、復旧の高速化を実現。

レガシーシステムの延命

Windows NTや旧世代Linuxなどの旧世代のサーバを仮想マシンで再現し、最新サーバ上で稼働・延命させることが可能になります。

故障率の低減

仮想サーバに移行して物理サーバ台数を減らすことで計算環境全体の物理的な故障率を下げることができます。

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