OS・ミドルウェア・コンパイラーなど

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OS・ミドルウェア・コンパイラーなど

RedHat®Enterprise Linux
RedHat®Enterprise Linux
オープンソースソフトウエアは無償なのと同時に無保証であることが多いです。加えて開発元がばらばらに存在することで、サポートの有無、内容やレベル、開発方針やリリーススケジュールがまちまちで、バージョンや機能の整合性の管理など、目に見えないリスクが多く存在します。RedHat®はそうした問題を解決するため、収録ソフトのバージョンや機能を固定したまま、バグ修正を含めた独自アップデート(オープンソースだからこそ可能なのです)の提供、運用サポートの一元化を実現しています。特定のアプリの特許侵害が明らかになった場合でも、RedHat®のアップデートを導入するだけで回避できたり、アプリケーションの動作保証をベンダーと共同で行うなど、多くのメリットを提供しています。RedHat®製品はその性質上、ライセンス販売ができないため、サブスクリプションという形で契約し、ユーザー登録をすることで RedHat®の提供するサービスを受けることができます。
CentOS
CentOS
RedHat®Enterprise Linux を構成するオープンソースソフトウエアは、そのほとんどがソースコード公開を前提としたライセンスのため、無保証ながら、自身が修正した部分も含めて公開されています。それを取得して、商標部分を削除するなどの修正をした上で再構築したものです。それゆえ、機能面においては RedHat®Enterprise Linuxとほぼ完全に同一のものとなります。当然RedHat®の提供するサポートは受けられず、問題が起きた場合の責任もユーザー側にあることになります。CentOS はボランティアベースで構築と提供が行われ、検証機材を含め一切を(開発者たちの持ち出しも含め)寄付でまかなっています。そのため RedHat®の公開したアップデートに追従するとはいうものの、支えているのは開発者のモチベーションです。
Intel®Composer
Intel®Composer
CPU の中身を知り尽くした Intel®が、その機能を余すところなく使えるよう、チューニングの限りを尽くしたコンパイラです。C/C++ とFortranがあります。先進の機能を取り込んで開発されているため、時に不安定な場合もありますし、使っている CPU に合わせて使いこなしが必要な場合もありますが、パフォーマンスを重視する HPC ユーザー必携のアイテムです。なお、最新版の 11.1 では、BLAS, LAPACK といった演算ライブラリであるMath Kernel Library を同梱しており、ますます HPC 向けの色合いが強まっています。
PGI Compiler
PGI Compiler
多くのソフトウエアで標準のコンパイラとして採用されている PGI は使い勝手と安定性、パフォーマンスを兼ね備えたコンパイラです。販売元である Portland Group Inc. はもともと独立系のコンパイラベンダーでしたが2000年に、大手半導体ベンダーである STMicroelectronics に買収され完全子会社になっています。最近では GPU への対応を深めており、コードを書き換えることなく、独自のタグを挿入することで GPU 化されたアプリケーションを作成できる PGI Accelarator をリリース。非常にアグレッシブな更新を続けています。今後も注目です。
Windows® HPC Server 2008
Windows®HPC Server 2008
2008年10月に発表されたWindows Server®2008ファミリに属するハイパフォーマンスコンピューティング製品で、金融業、製造業、学術・教育・研究分野などへの導入が進んでいます。独自の並列計算用MPIライブラリ、ジョブスケジューラー、マルチノード管理ツール、ジョブ管理ツール、レポーティングツール、ネットワークインストールツールなどの機能をもつオールインワンのHPCシステムであり、Visual Studio®2008/2010やExcel®などのMicrosoft社製品との親和性の高い連携も可能です。Infinibandや10GbE、MyrinetなどのRDMAデバイスを用いた高速データ転送(Network Direct)もサポートしています。慣れ親しんだWindows® GUIによる簡単な操作で、容易にクラスタ構築、クラスタ管理、ジョブ管理などが行え、更にパフォーマンス面でもLinuxに対して同等以上の性能を発揮しているWindows®のクラスタ製品となります。
プラットフォームコンピューティング株式会社のPlatform™LSF
Platform™LSF
プラットフォームコンピューティング株式会社のPlatform™LSF は、ミッション クリティカルな計算・解析・シミュレーション等のアプリケーションのバッチワークロード処理を高速・高スループットで運用可能にします。 Platform™LSFを使用することにより、HPC環境のバッチワークロード処理をインテリジェントなスケジューリングで実行することができます。Platform™LSFは、業種や分野を問わず、既存ハードウェア リソースの使用率を最大化させます。
プラットフォームコンピューティング株式会社のPlatform™Lava
Platform™Lava
米Platform ComputingからオープンソースソフトウェアとしてリリースされているPlatform Lavaは、Platform LFSのサブセット版です。 Platform LFSと比較すると、ノード数の上限が512、ジョブの割り込みが不能、スケジューラが簡易、Windowsの未サポートなどの 制限があります。
PBS Pro
PBS Pro
NASAで1991年に開発されたPBSを源にしたアルテアエンジニアリング株式会社のPBS Proは、ワークロードとリソース管理を行い、 ジョブ投入を簡易化することができます。Open Grid Forum HPC Basic Profileのメタスケジューリングをサポートし、 可能な限り高いリソース利用度と回復力を実現します。
Grid Engine
Grid Engine
2000年にSun Micro Systems Inc.で開発されたジョブスケジューラのSun Grid Engineは2001年にソースが公開され、 オープンソース版のGrid Engineプロジェクトが開始しました。しかし、2010年にSun Micro Systems Inc.を買収した Oracle CorporationがGrid Engineプロジェクトを停止したため、Open Grid SchedulerプロジェクトがOpen Grid Scheduler としてリリースしています。 なお、商用版はOracle CorporationがOracle Grid Engineをリリースし、さらにUniva CorporationがUniva Grid Engineを リリースしています。
 
TORQUE Resource Manager
TORQUE Resource Manager
米Adaptive Computing?がオープンソースソフトウェアとしてリリースしているTORQUE Resource ManagerはPBS Proと同様に NASAで1991年に開発されたPBSを源にしています。単体では非常に簡易なスケジューラしか搭載していないため、 リソース管理用スケジューラとしてMaui Cluster Schedulerを組み合わせて使われています。

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